ENTRY

生き方を変えるヒントがここで見つかった

2023.12.18 INTERVIEW 企画営業
金井 駿空(2020年入社)

 

こんなふうに向き合ってくれる人は初めてだった

――これまでの経歴は?

私は中途入職ですが、実は正社員として勤務したのは当社が初めてなんです。大学を中退した後はしばらくフリーターをしていて、その後派遣社員として飛行機のエンジンを整備する仕事に就きました。しかし待機時間が長く働き方が不安定なこともあり、日に日に「この仕事を続けていたとして、数年後の自分に何ができるんだろう」という疑問が大きくなっていって。今ここで一歩進まなければ取り残されてしまうと危機感を覚え、就職先を探すことにしました。

――当社に入社した理由は?

きっかけは「求人に未経験可と書いてあった」という軽いものですが、面接で代表の中山に会ったときの衝撃は忘れられません。これまでの仕事や生き方を聞かれ、正直に答えたら「今の君を採用するメリットはない」とはっきり言われてしまったんです。ショックでしたし、「確かにその通りだ」と落ち込みましたが、次の瞬間「でも、変わろうとしている姿に期待したい」と言ってくださって。初対面で、経験も実績も、まして採用するメリットもない人間になら、表面上でおざなりに対応することだってできたはずですよね。でも中山は、こんな私にも真正面から本気で向き合ってくれた。これほど自分のことを考えてくれる人はきっとほかにいない、この人のもとでなら生き方を変えられると確信し、当社で良い仕事をして「採用して良かった」と思っていただける人材になろうと決めました。

 

営業の仕事は、「ものを売ること」ではない

――入社後はどのように成長した?

歯科業界はもちろん営業の仕事も初めてだったので、基礎の基礎から教えてもらいました。商品について、歯科の知識、求人の知識、お客様とのコミュニケーションの取り方…。学ぶことはたくさんありましたが、これから社会人としての日々が始まるんだと思うとうれしくて、全く苦になりませんでした。当社は本当に先輩との距離が近く、支えてもらったことを話し始めるときりがないほど。特に、忙しい中でも必ず面談の時間を設け、今の私に足りないものや改善するための方法について話し合ってくださるのがとてもありがたいですね。また私が「お客様にこんなふうにアプローチしてみたい」と意見を言った際も皆さん決して否定せずに聞いてくれ、「こうしてみたらもっと良くなるんじゃない?」と後押ししてくださるんです。指示通りに動くのではなく、自分でベストな方法を模索できるので、思った以上のスピードで成長できていると感じます。

――仕事で心掛けていることは?

商談の際に、まずお客様の話を聞くことです。営業の仕事というと「自社の商品をおすすめし買ってもらう」というイメージだったのですが、当社の場合は違います。クオキャリアが目的としているのは商品を売ることではなく、顧客である歯科医院に自院に合った人材と出会ってもらうこと。そのためにどんな取り組みをすべきかを一緒に考え、最適な求人プランをご紹介するのが私たち営業の仕事なんです。とはいえ入社当初はついこちらの話ばかりしてしまい、あまりお客様から悩みやご意向を引き出せていませんでした。そんなとき先輩から、「院長先生がなぜわざわざ金井くんを呼んで、会って話してくれているのか考えてみて」と言われ、ハッとして。それからはお客様の現状や過去に行ってきたことをしっかりヒアリングして、総合的に考えた上で課題を見いだし、解決法を追求するようになりました。商談スタイルの変化に伴って数字も徐々に伸び、お客様から「採用できたよ!」とうれしいお言葉もいただいています。当社のサービスを使えば、絶対に納得のいく結果を得られる。そんな自信があるからこそ、より胸を張ってご提案できているのだと思います。

 

責任感と仕事の面白さが比例していく

――今後の目標は?

今はとにかくお客様に信頼してもらい、実績をつくっていくために頑張っています。やるからにはトップを目指したいので、そのためにももっと深いコミュニケーション力や課題解決スキルを身につけなければいけません。そしてゆくゆくは求人・採用だけでなく、歯科医院のスタッフマネジメントや経営面までアドバイスできるコンサルタントのような存在を目指しています。たった1年ほど前のことですが、将来に悩んでくすぶっていた時期が嘘のようですね。かつての私は抱えている責任もありませんでしたが、その分仕事に対する情熱や喜びを感じることもなくて。でも当社で働く中で「クオキャリアを背負ってお客様と話している」という自覚が芽生え、責任感が高まるにつれてやりたいことややるべきこともどんどん明確になってきたんです。目標に到達するのは決して楽ではないかもしれませんが、今の自分ならきっとできると信じています。恩人である中山にも、これからの私の成長を見てもらいたいですね。